【要注意】米国でもコロナ「NB.1.8.1」を確認、症状や重症化リスクは?

今回は、コロナウイルス「NB.1.8.1」について、現在わかっていることをまとめます。
山田悠史 2025.06.04
読者限定

最近の中国での感染者急増に関与しているとされる新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス「NB.1.8.1」が、米国内の複数箇所で確認されたと報道されています。 米国での最初の症例自体は、2025年3月下旬から4月上旬にかけて、空港の国際線到着客を対象としたスクリーニング検査で検出されていました。 米疾病対策センター(CDC)は、中国でのNB.1.8.1の症例報告を認識しており、国際的な連携を取り合っていると述べています。  

NB.1.8.1の症状と感染伝播

新たな変異ウイルスNB.1.8.1に関連する症状は、これまでのコロナで見られたものと「広範に類似している」とされています。 具体的には、咳や喉の痛みといった呼吸器系の問題や、発熱、倦怠感などの全身症状が一般的に報告されています。 喉の痛みがこれまでより強いと伝える医師たちもいます。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、1009文字あります。
  • 米国の2025年ブースター接種の方針と専門家の懸念
  • 私たちにできる予防策とは

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
「これは偽薬です」と伝えても効く? 「正直なプラセボ」が切り開く医療の...
読者限定
【認知症予防】1万歩は不要? 1日5000歩で認知機能の低下が遅れる可...
サポートメンバー限定
【衝撃の発見】コロナワクチンが「がん治療」の効果を劇的に向上させる可能...
読者限定
10代のSNS利用増、認知テストのスコア低下と関連か?米国大規模調査が...
サポートメンバー限定
帯状疱疹ウイルスが脳を蝕む可能性?1億人超のデータが示す結果と「ワクチ...
読者限定
世界の使用者1億人超…WHOが警鐘を鳴らす電子タバコの罠と、若者を蝕む...
サポートメンバー限定
【アルツハイマー病最前線】自己診断テストと血液検査で「精度90%」、専...
読者限定
【米政府閉鎖】トランプ氏が狙う科学界の破壊、大量解雇。日本への影響は?...