新たな変異コロナウイルス「セミ」について私たちが知っておくべきこと

「BA.3.2(通称:セミ)」は、長い“沈黙”の後に検出が増えたという異例の経緯から注目される新たな変異ウイルスです。本稿では、なぜ「セミ」と呼ばれるのかを入り口に、免疫回避の可能性や感染しやすさとのトレードオフ、そして私たちが今どう向き合うべきかを整理します。
山田悠史 2026.04.22
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パンデミックから数年が経過し、私たちの生活はすっかり日常を取り戻しました。いわゆる新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のニュースを目にする機会もすっかり減ったと感じている方が多いのではないでしょうか。しかし、ウイルスは私たちの見えないところで今も静かに進化を続けています。

そんな中、現在、新しい変異ウイルスが注目を集めています。その名は「BA.3.2」。そして、このウイルスにつけられたニックネームは「Cicada(シカダ)」、日本語で「セミ」です。

なぜ、「セミ」という名前がつけられたのでしょうか? そして、このウイルスに対して私たちはどう向き合うべきなのでしょうか。JAMAの記事[1]をもとに解説します。

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