「もう打たなくていい」は本当か。最新155本の研究が示すコロナワクチンの効果と安全性
新型コロナのワクチンは、今も打つ意味があるのでしょうか。JAMA誌に発表された最新の系統的レビュー論文は、2025年8月以降に公表された155本の研究を総ざらいし、ワクチンが高齢者・妊婦・乳幼児・持病のある人で入院リスクをおおむね半分に減らし続けていること、そして新たな安全性の懸念は見つからなかったことを報告しました。
山田悠史
2026.09.23
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新型コロナは、すでに「ただの風邪」になったと感じている方も多いかもしれません。しかし、米国の2024-2025年シーズンだけで、推定1,040万〜1,670万人が感染し、29万〜45万人が入院、3万4千〜5万3千人が亡くなったと報告されています。入院率が最も高いのは75歳以上で、次いで生後6か月未満の赤ちゃんです。そしてコロナ関連死の88.4%は65歳以上に集中しています。つまり「重症化しやすい人」がはっきりしている病気なのです。
今回のレビューは、米国の研究チームが2025年8月から2026年6月末までに発表された論文11,829本から、質の基準を満たした155本を選び、最新の流行に合わせて更新されたワクチンの効果と安全性をまとめたものです。
入院リスクは「およそ半分」
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