【急増】米国の10代で肥満治療薬「ウゴービ」使用が50%増。期待と懸念が交錯する現場

アメリカの若者の間で深刻化する肥満。この問題に対し、新しい治療の選択肢として登場した肥満治療薬「ウゴービ(Wegovy)」の使用が、10代の若者たちの間で急増しています。
山田悠史 2025.07.02
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ロイター通信が報じた最新のデータによると、その使用率は昨年1年間で50%増加しました。これは、長年有効な対策が限られていた若年層の肥満治療における大きな転換点であると同時に、専門家の間では期待と懸念の意見が交錯しています。

深刻化する肥満と「最後の手段」としての新薬

このニュースの背景には、米国の若者をめぐる深刻な健康問題があります。現在、米国の12歳から19歳の約23%、およそ800万人が肥満であるとされ、この割合は1980年の5%から大幅に増加しています。肥満は将来の糖尿病や心臓病のリスクを高めるため、長年、食事療法や運動といったライフスタイルの改善が推奨されてきましたが、それだけでは効果が不十分なケースが少なくありませんでした。

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  • 50%増でも「氷山の一角」 使用率が示す現実
  • 残る長期的な安全性への懸念

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