『健康長寿 解剖図鑑』が発売されました !老いの正体を、最新科学でひもとく1冊

最近発売された新刊のご紹介です。
山田悠史 2026.06.19
誰でも

このたび、エクスナレッジより『健康長寿 解剖図鑑』が発売されました。著者は老年学者・介護ライターの島影真奈美さん、そして監修を、私、山田悠史が務めています。内容の解説は、ちょっぴりズボラでかなりポジティブなネコのキャラクターたち(かんのあやさん作)が担当しています。

そもそも「老い」とは、いったい何なのでしょう。「歳をとっても元気な人」と、そうでない人の違いは、どこにあるのでしょうか。本書は、こうした問いに、世界の最新の老化研究の知見からお答えしていく1冊です!

中身を少しだけご紹介します。

たとえば本書では、こんなテーマを扱っています。

「腹八分目」で寿命が延びる!?(序章)

過度な節制は、かえってストレスにもなりかねません。けれども、ほどよく食べる量を抑えることが、結果的に健康寿命や寿命の延伸につながる可能性が、最新研究から示されつつあります。

「太ももが太いと長寿!?」(2章)

一見、俗説のようにも聞こえますが、ここには大規模な研究の裏付けがあります。太ももの筋肉は、糖や脂肪を効率よく使ってくれる、いわば体の「大きなエンジン」。ここがやせ細ってくることは、「サルコペニア」のサインかもしれません。歩くスピードが落ちてきた、片脚立ちが10秒続かない、椅子からの立ち座りがつらい……。そんな小さな変化に意識を向ける大切さを解説しています。

ズボラでも元気で長生きできる10ヶ条(3章)

「痩せより小太りを目指す」「健診・検診を過信しない」「歯を大事にする」「好きなことに熱中する」。肩の力を抜いて取り組める、けれども理にかなった習慣が並ぶ章です。完璧を目指さなくていい、というメッセージに、ほっとされる方も多いのではないでしょうか。

***

このほかにも、「老化研究」の最前線(DNAの修復、ゾンビ細胞、ミトコンドリアとオートファジー)、長寿すぎる生き物たち(ハダカデバネズミやベニクラゲなど、老化の謎を解く鍵を握る存在)、認知症リスクを高める12の行動、そして超高齢社会の歩き方まで、幅広く網羅されています。

こんな方におすすめです

これから歳を重ねていくご自身のために、あるいは親御さんやご家族の健康を気にかけている方に、ぜひ手に取っていただきたい1冊です。難しい話を、ネコたちと一緒に、楽しくページをめくりながら学べます。

書籍情報

書名:『健康長寿 解剖図鑑』

著:島影真奈美/監修:山田悠史/イラスト:かんのあや

発行:エクスナレッジ

発売日:2026年5月29日

168ページ/ISBN 978-4767835617

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