人工甘味料は善か?悪か?

人工甘味料がカロリーゼロなら摂取しても食欲が満たされないとする説がありますが、実際のところはどうなのでしょうか。今回のニュースレターはこうした仮説を検証する研究に迫ります。
山田悠史 2024.04.22
サポートメンバー限定

砂糖の消費を減らすことは、2型糖尿病などの肥満に関連した病気を減らすための公衆衛生上の重要な目標になっています。言うまでもないかもしれませんが、砂糖摂取の習慣が肥満と関連することがよく知られているからです。このため、これまでにも低カロリーまたはノンカロリーの人工甘味料の使用に関しては高い関心が寄せられてきました。

しかし、人工甘味料が人の食欲や食品の嗜好、エネルギーバランスにどのような影響を与えるかを調査した質の高いヒトレベルでの研究は不足しています。世の中には、人工甘味料に限らず、あれを食べてはいけないとか、あれを食べるといいとか、食品に関する様々な記事が溢れていますが、(全てではないですが)その多くは残念ながらテキトーな言説です。

人工甘味料は悪者?

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、3203文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

読者限定
「先生、死にたいです」その声にどう向き合うか。NY州「尊厳ある死」へ歴...
サポートメンバー限定
「個人の頑張り」ではない!科学が解き明かす、ストレス社会を生き抜く「レ...
読者限定
未来の自分への最高の投資は「食事」にあり!科学が解き明かす“健康的な加...
サポートメンバー限定
タバコを吸わないのになぜ? 見えてきた肺がんの「真犯人」―大規模ゲノム...
読者限定
血液でわかる「臓器年齢」とは?長寿の鍵は脳と免疫、そして生活習慣にあり...
サポートメンバー限定
最新研究が警鐘!「いつものあの食べ物」に潜む健康リスクとは
読者限定
もしかして、あの人も? 高齢者の「セルフネグレクト」という見過ごされが...
読者限定
【急増】米国の10代で肥満治療薬「ウゴービ」使用が50%増。期待と懸念...