運動をする人のための熱中症予防

今回は、アスリート向けの熱中症対策についてまとめました。
山田悠史 2024.07.29
サポートメンバー限定

スポーツの世界では、熱との戦いは避けられません。2020年東京オリンピックの男子マラソンでは、暑さと湿度のために3割もの選手が完走できませんでした。熱中症は単なる不快感にとどまらず、最悪の場合は命に関わる深刻な問題です。でも心配しすぎる必要もないかもしれません。適切な知識と準備があれば、熱中症のリスクは大幅に減らすことができるからです。

今回は、まだ今月リリースされたばかりのJAMAという医学雑誌に掲載された医師向けの論文(引用文献)から、一般の方にも落とし込める内容だけを抽出してお届けしたいと思います。

熱中症のサイン 体が発するSOSを見逃さない

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、1868文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

読者限定
コロナ感染で“脳の老化”が2年分進む?
誰でも
【必読】認知症になる人、ならない人
読者限定
【年間10万人の衝撃】CT検査の氾濫が生む“将来のがん”
読者限定
【衝撃】血液検査が切り拓く新時代のアルツハイマー病早期発見法
読者限定
「スマホ習慣」が脳を救う?驚くべき意外な研究結果
読者限定
コーヒーの淹れ方が心臓の健康を左右する?ディテールがモノを言うかもしれ...
読者限定
アルツハイマー病遠隔診療の可能性と落とし穴
読者限定
加速する高齢化と揺らぐ老年医療──迫り来る「専門医不足」の波